※このプロジェクトはAruduioをArduino IDEでプログラミングできる方を対象にしています。
用意する物
- カタパルト
- 紙飛行機など飛ばしたいもの
- 単三電池×2本
- Arduino UNO
- USBケーブル
- ジャンパー線(オス-メス4本、オス-オス1本)
配線
Arduinoをカタパルトにジャンパー線で写真のように取り付けます。ジャンパー線はオスーメスタイプを使います。
カタパルト Arduino
信号1 5番
GND GND
信号2 3番
GND GND
発射のトリガーにするために、Arduinoの8番にオスーオスのジャンパー線を差しておきます。反対側はどこにも差さないでおきます。
プログラム
準備
カタパルトには2つのサーボがついています。1つはカタパルトの角度を上下に変えるため、もう1つは伸ばした輪ゴムの力を解放する引き金の役割をします。
8番に差したジャンパー線の片方をGNDに差すのをトリガーとしで、2つのサーボを連動して動かすようにプログラムします。
カタパルトの角度を変えるサーボは、5番端子、引き金になるサーボは3番の端子につながっていますので、setupは次のようにプログラムします。
最初はカタパルトの角度を0度、引き金は立てておくので90度にします。動作中の警告用に内蔵のLEDを使用します。
メインの処理
loop内に発射のトリガーをしたときの処理を記述します。
8番端子をGNDに接続してLOWにすると、カタパルトの角度が45度に上がって発射し、その後再び角度が0度にもどるようにします。
カタパルトを上下する処理を以下のようにします。ゆっくり上下するようにサーボを1度動かすごとに100msの遅延を入れます。同じ間隔で内蔵LEDを点滅させます。
サーボが上がりきると発射します。引き金のサーボが0度になり、輪ゴムが外れて紙飛行機が発射されます!
発射したら1秒待ってから、引き金を90度に戻してあげます。
※サンプルのプログラムは下のリンクからダウンロードできます。
Catapalt-Arduino.zip
遊び方
・Arduinoを上記のようにプログラムします。
・カタパルトに単三電池2本を入れます。
・カタパルトの電源スイッチをオンにします。
・輪ゴム2本とも、引き金のサーボにひっかけます。
・紙飛行機をカタパルトに乗せます。
・前に人や動物がいないことを確かめてください。
・Arduinoの8番端子をジャンパー線でGNDに接触させ、すぐに外します。
・カタパルトの傾きが45度になり、発射されると、カタパルトがゆっくり元の位置に戻ります。
もっと楽しくしてみよう
プログラムを変えてもっと面白くしてみましょう。たとえば、
・内蔵のLEDではなく、外付けにしたLEDが点滅するようにする。
・ボール紙とアルミ箔で発射スイッチを作る。
・カタパルトの上下と発射を別のスイッチで動かせるようにする。
紙飛行機の形や材料も工夫してみましょう。
飛んだ距離を競争したり、的あてをするなどやってみましょう。